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2125 昭和天皇のパター
夏坂 健
日本経済新聞社 (2004/9/16)
1754年、セントアンドリュースでは、クラブ設立に際して、22名の発起人は数十回の会合を持ち、忌憚のない意見交換をした。議事進行はジェームズ・オズワルドとレスリー・トーマスが担当した。彼らは1720年コースが作られて以来の仲間である。最も議論が高まったのは、クラブ設立のための憲章をいかに定めるか、この一点にあった。話し合いは数か月に及び、多くの意見が交わされた。設立10日前、意見は整理されて三ヵ条にまとめられた。
第一条 身分と地位、コース内に持ち込むべからず。
第二条 すべては騎士道に準じて行動すべし。誇り高くあれ。
第三条 断じてゲームを卑しめてはならない。
3ヵ条が施行されてから1年後、新たに1ヵ条の憲章を追加している。
第四条 審判不在はゴルフの誇り。疑わしきは罪なり。
(発見! 最古の3ヵ条 P.112 )
いわゆるレッスン書はあまり読まない。ゴルフのプレイ、観戦の他の「読むゴルフ」楽しみを教えてくれたのがこの本など。歴史、文化、人間、言葉などを楽しめた。なかでも、伊佐千尋が先達。
〇フェアウェイのギャングたち
伊佐千尋 文藝春秋 (87/1/15)
〇ゴルフの虫がまた騒ぐ
夏坂健 二見書房 (91/ / )
〇ナイス・ボギー
夏坂健 講談社 (98/4/9)
〇気楽にゴルフ英会話
マーシャ・クラッカワー 日本放送出版協会 (94/12/25)
〇ゴルフを以って人を観む
夏坂健 日本経済新聞 (98/5/25)
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